皮膚のターンオーバー

皮膚は一定のサイクルで入れ替わっているのです。
そのサイクルがどのように行われているのかを知っておいて
今後の肌のお手入れに役立ててください

 

表皮層の下にある基底層は細胞が横一列に並んだ1層で出来ています。
その細胞が2つに分裂して1つはそのまま残り母細胞になり、もう1つが
娘細胞(ケラチノサイトやメラノサイト)になって有棘層に向かいます。

 

有棘層は、5~10層で構成されていて顆粒層に近づくにしたがって
扁平な形になってきます。
 
顆粒層は2~3層で出来ていて顆粒層に入った細胞には、ケラトヒアリン顆粒や
線維が増えて硬くなって形も扁平になります。
そして、細胞間脂質(セラミド)や天然保湿因子(NMF)などの肌の潤い成分の
元となるモノが蓄えられてきます。
 
角質層に入ると細胞の核は無くなり細胞としては死んでしまいます。
そして、ケラチンという硬タンパク質になり10~20層が重なって角質層を作ります。
新しいケラチンが到着すると肌表面にある古いケラチンが垢となって剥がれ落ちます。
(細胞核がなくなり硬くなりケラチンになることを角化といいます)
 
細胞から核がなくなる時に細胞間脂質(セラミド)が放出され細胞間を埋めて
水分を保ち潤いを守ります。
 
天然保湿因子(NMF)は、細胞の中に留まりやはり潤いを維持します。
 
基底層で細胞分裂してから顆粒層までに14日間かかり、そして角質層に入って
垢として剥がれ落ちるまでに14日間かかるのです。
 
この14日間+14日間=28日間の皮膚の誕生から角化までをターンオーバーといいます。
実際には細胞が生まれて分裂するまでにも日数がかかるので、トータルすると
もっとかかりますが一般的言われているターンオーバーの期間は28日間です。
 
しかし、この28日間という日数は20代くらいまでで、40代になると40~50日間
60代では100日間かかると言われています。
 
ターンオーバーが行われている時間が午後22時~午前2時頃と言われています
睡眠時間が足りないと肌あれになる原因はこのターンオーバーの時間に
寝ていないからとも言われています。