糖化による皮膚老化

活性酸素によって細胞膜が酸化されると、しわやシミになる原因にもなると
前回、説明しましたが糖化という現象が起きても皮膚の老化を早めてしまうんです。

 

人間の体のなかで炭水化物はアミラーゼとよばれる酵素によって最終的には
ブドウ糖に分解されます。

 

炭水化物の例のように、体内に入った物質は酵素によって分解されて
アミノ酸になってタンパク質に変わるのです。

 

ところが、果糖(フルクトース)やブドウ糖(グルコース)などの糖が
酵素を必要とせずにタンパク質や脂質に結合してしまうと不安定になって
本来の働きをしなくなってしまうのです。

 

糖とアミノ酸、ペプチド及びタンパク質を加熱したときなどに茶色に変色する事を
褐色物質(メラノイジン)と呼び、これをメイラード反応といいます。

 

真皮層のコラーゲンに糖が結合してしまうと架橋ができてしまうのです。
コラーゲンの強度を保つための成熟架橋とは違って糖化架橋はコラーゲンを
硬くしてしまうのです。

 

すると、肌のハリや弾力が失われてしまいます。
これが老化に繋がってくるのです。

 

※架橋とは分子どうしを結合させて固くさせることをいいます。
※糖化とは糖とタンパク質が結びつき、「最終糖化生成物=Advanced Glycation End Products(AGEs)」という物質ができる現象をいいます。

 

年齢と共にコラーゲンの代謝が悪くなってきているところに
糖化が加わると益々、代謝が悪くなり老化が進んでしまうのです。

 

最終糖化生成物AGEsは一度できると、分解されることなく体内に蓄積されてしまうのです。
この蓄積されたAGEsによって肌がくすんでくるのです。

 

タンパク質は糖化すると黄褐色化するためAGEsが蓄積されると肌の色も変化してくるのです。

 

この糖化の原因は、お砂糖の摂り過ぎで起きると言われています。
正確には果糖です!

 

お砂糖は、ブドウ糖と果糖が結合したもので、体内に入るとまた別々の
ブドウ糖と果糖に分解されて吸収されます。

 

果糖は、ブドウ糖の300倍もメイラード反応を起こすと言われています。

 

糖化を防ぐには

・低GI値(グリセミックインデックス)の食品を選び
・急激に血糖値を上げないように食べる順番に気をつける
・急に血糖値が上がらないような食べ合わせをする
・食後に運動をするようにしましょう
・糖化した食品を食べ過ぎないようにしましょう
・抗糖化作用を持つ食材をとりましょう

 

GI値(グリセミックインデックス)
低GI 55以下  ほとんどの果物及び野菜、豆類、全粒穀物, ナッツ、
中GI 56–69  全粒粉製品、サツマイモ
高GI 70以上  ジャガイモ、スイカ, 白パン、白米、コーンフレーク、シリアル

 

精製された白い食品よりも、精製されてない茶色い食品の方が
糖代謝に必要なビタミン・ミネラルや糖の吸収を抑える食物繊維が
豊富に含まれています。

 

抗糖化物質

海藻類・きのこ類・ネバネバ食品(納豆や山芋など)
ローマンカモミール、セイヨウサンザシ、サクラ、紫菊花(食用菊)

コラーゲンと糖が結合するのを防ぐには、ドクダミ茶、シソ葉茶、などの健康茶