コラーゲンって何?

タンパク質は20種類のアミノ酸が結合して作られています。
コラーゲンはそのタンパク質の一種です。

人間が生きていく上で必要な必須アミノ酸は8種類(幼児は1種類多い)
必須アミノ酸以外にもタンパク質を合成するアミノ酸が12種類あります。

コラーゲンを作るにはその12種類のなかのグリシンとプロリンが絡み合って
らせん構造を作り、他のプロリンが修飾されてヒドロキシプロリンが作られ
その絡み合ったらせん構造に加わりコラーゲンを安定させます。
(ヒドロキシプロリンを作る時にビタミンCが必要です)

他のタンパク質と違って特殊な3重らせん構造になっていて
普通の分解酵素では分解することができないのです。

コラーゲンを分解するのは特別な酵素コラゲナーゼが必要になります。
コラゲナーゼは3重らせんを切断することができます。

切断されるとコラーゲンはとても不安定になって
普通の酵素でも分解することがきてしまうのです。

分解されたコラーゲンが少量集まった状態をペプチドと呼び
低分子化したとはこのことをいいます。

また、熱によってもらせん構造を壊すことができて
その場合は切断されるのではなく3重らせんがほどけて1本1本になります。

この状態がゼラチンと呼ばれています。
ペプチドやゼラチンはコラーゲンとしては不安定な状態なのです。

食べ物から摂取したコラーゲンは、体内に入って分解酵素によって
バラバラにされ体内に吸収されます。

コラーゲンはそのままの形で必要な所に送られるわけではなく、
一度分解されて体内で再構築されないと
人間の体の中で使うことができないのです。

これはサプリメントなどにおいても同じことです。

コラーゲンを多く含む食材は、鶏手羽・鶏皮・牛すじ・フカヒレなどがあります。
一緒にビタミンCの多く含まれている食材も食べてくださいね
ちなみに柿やキウイ、いちごなどの果物のほかに赤ピーマンや菜の花・ブロッコリーなど
野菜にもビタミンCが含まれています。

コラーゲンは皮膚だけではなく、腱や軟骨・血管・じん帯などの組織を
構成しているタンパク質なので、不足してくると健康にも支障がでてきます。

画像は日本蛋白質構造データバンク (PDBj)よりお借りしました。