肌が乾燥しないようにするためには何をすれば良いのか?

皮膚の潤いを与えてくれたり乾燥から守ってくれるのは皮膚内部の水分なのですが、バリア機能が低下してくるとその水分が逃げてしまって肌トラブルの元になるのです。

皮膚が乾燥してくると小ジワやたるみが目立ってきます。

 

 

 

バリア機能が水分の蒸発を防いでいる

角質層には何層にも重なった角質とその隙間を埋めるセラミドと
細胞間脂質が存在しています。

 

角質細胞内のNMF(天然保湿因子)が角質層の水分を保っていて
細胞間脂質が水分が逃げないようにしているのです。

 

そして皮膚表面には皮脂膜があって外部から侵入してくるものを
阻止して、内部の水分が逃げないようにしているのがバリア機能です。

 

トラブルのない皮膚は、20~30%の水分が含まれていて
その水分が20%以下になることを「乾燥肌」といいます。

 

肌が乾燥してきたなと思ったら、化粧水やクリームを塗りますよね
でも、化粧水をつけても直ぐに乾燥してしまってあまり効果がないんです。

 

乾燥肌に対する間違った常識

Q 肌が乾燥気味だから化粧水をたっぷりつければ保湿できるのではないですか?

 

A 化粧水を作っている構成成分のほとんどが水で出来ています。
皮膚はバリア機能で守られているので、水が角質層の奥まで入ることはできません。
入ってもせいぜい、表面から2~3層までです。
それでは、すぐに蒸発してしまいます。

 

Q すぐに蒸発してしまうならミスト状にして乾燥したらスプレーすればいいのでは

 

A 定期的に化粧水をつけても肌を保湿できるまでにはなりません。
逆に、水分が蒸発するときに肌の水分までも奪ってしまいます。

 

Q 化粧水が乾燥しないように油分(乳液)で蓋をしたいいのでは?

 

A  水分保持能力のあるセラミド配合の乳液なら有効ですが、それ以外でしたら
油分(乳液)の間を水分がすり抜けて蒸発してしまいます。

そのセラミドも蓋をするのではなく、水分を挟み込んで蒸発しないようにする働きがあるのです。

 

Q 乾燥しないように洗顔料は洗い上がりがしっとりになるものを選んでいます。

 

A 洗い上がりがしっとりするタイプの洗顔料には油分が含まれているから
しっとりするのですが、その油分が洗い流されずに肌に残った状態なのです。
すると毛穴が詰まったり、その後に付ける化粧水などが肌に浸透しにくくなくなります。

洗顔料は、汚れを洗い流すだけのものにしましょう。

 

Q オイリー肌やニキビ肌に保湿をしなくてもいいのでは?

 

A 皮脂の分泌が多いのにベタベタするものを塗るのが嫌と言って
化粧水だけで済ませていると水分が不足してしまいます。
皮脂は皮膚を守るために分泌されていますよね!
水分不足なるとこれ以上蒸発しないようにする為により皮脂を分泌させてしまうことになるんです。

 

皮膚の内側で水分が作られるようにすることが
乾燥を防ぐためには必要な事なんです。

 

皮膚内の細胞間の隙間を埋めている角質細胞間脂質は、セラミドが50%
コレステロールが30%、あと遊離脂肪酸と硫酸コレステロールでできています。

 

セラミドが皮膚の中にある水分を挟んで蒸発しないようにしているんです。
セラミドが減少してしまうとその水分もなくなってしまうことになるんですよ。

 

セラミドを皮膚に補給して皮膚を乾燥から守りましょう